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新しいスタイルはオフェンス重視?

デトロイト・ピストンズがプレイスタイルを変えようとしているのかもしれない。
昨年まではハーフコートオフェンスでこれでもかと言わんばかりに時間をたっぷり使い確率の良いシュートを選択し、平均失点リーグ1位の硬いディフェンスで相手にペースを握らせず自分たちの術中へ落としていく。
そんなスタイルから彼らはロースコアのゲームを好んでいた。

しかし、今シーズンはどうだろう。
まだ開幕して10試合すら経過していないとは言え、平均失点リーグ1位は見る影も無く16位。
さらには平均得点もリーグ9位と昨年までのスタイルとはまるで違う。
これはもちろんアレン・アイバーソンが加入した影響が大きい。
ピストンズの象徴だったハミルトンがコート上を走り回ってパスを受ける姿が見られず、アイバーソンの1対1からオフェンスが展開されることが多くなったのだ。

じっくり攻めるよりも速い展開を好むアイバーソンがオフェンスの中心となれば必然的にゲームのテンポが速くなる。
だが長年チームオフェンスに慣れ親しんだピストンズのメンバーにとってはアップテンポなゲームはまだ慣れないらしい。
試合を観てもアイバーソンの1対1をポカーンと眺めていることが多く、せっかくアイバーソンがディフェンスを切り崩してもパスが繋がらない。

それでもやはりチームとしての力が強いピストンズ。
まるでぐちゃぐちゃになったチームでも現在3連勝
さらに7戦無敗だったレイカーズに初の黒星をつけてしまった。

昨年のプレイオフで陰りが見られたプレイスタイル
それがわかっていたからこそ、ジョー・デュマースGMはチョンシー・ビラップスを放出しアイバーソンを獲得した。
トレードのタイミングも決して悪くない。
本来ならオフシーズン中にトレードすれば一番良いのだが最悪のパターンを避けただけでも十分だ。
最悪のパターンは昨年のダラス・マーベリックスやフェニックス・サンズの様に期限ギリギリでトレードを行い、プレイスタイルを確立できないままプレイオフへと突入すること。
NBAのシーズンはまだ始まったばかり
アイバーソンとピストンズのメンバーならば、確実に新しいプレイスタイルを作り上げNBA制覇を目指すだろう。

今見えるスタイルとしては
アイバーソンを中心としたアップテンポなオフェンスを展開し、切り札としてハミルトンが走りまわり相手ディフェンスを切り裂く。
さらにラン・アンド・ガンをプレイスタイルとするチームの多くがディフェンスに課題を持っているが、彼らはそれが問題とならない。
もし新生ピストンズが完成したとすれば、速いオフェンスと硬いディフェンスを兼ね備えたチームになるだろう。

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